8月7日、深津篤史の没後10年のイベント
ももの会2024を行いました。
13時から21時まで、お客様はずっといっぱいで、
わたし達の予想を超える方々が入れ替わり立ち替わり、
また、ずっと最初から最後までお付き合いくださる方もあり、
本当に賑わった1日でした。
出演者の関係で深津のことを知らない方も来られていたり
ウイングに来るのは二十余年ぶりという方もあったり。
本当にありがたい1日を過ごさせていただきました。
進行もグダグダで、ちゃんとご挨拶できなかったり
失礼もあったかと思います。
何しろ慣れないことをやったので、
ご容赦いただければありがたいです。
また、終わってからもお手紙が届いたり、
あらためて深津へのメッセージを送ってくださる方もあり
本当にいろんな方が深津のことを思い出して、
考えてくれたんだなと感謝の思いでいっぱいです。
わたしは劇団は燈台のようなものだと思っています。
ここに劇団があれば、やめた劇団員や昔見ていただいたお客様は
当時を思い出して現在と過去の距離を測ることもあるでしょう。
それがいい思い出だろうと挫折の苦い思い出だろうと、
なかったことにせず、その経験が今を生きるための
土台の一部を作っていることをたまには思い出して欲しい。
また灯りを見て懐かしく思えたら会いにきて貰えたらわたし達も嬉しいです。
そんなことを考えながら、
もうしばらくはここで微かな灯りをともしていようと思っています。
次はいつお目にかかれるかはわかりませんが、
深津戯曲の読み合わせをやってみて、抜粋してもけっこう面白かったので、
また小さい読み合わせの会をできたらいいなあとぼんやり考えています。
またお会いする日を楽しみに、皆様くれぐれもご自愛ください。
桃園会 はたもとようこ